9/7の朝に激しい雨が降るらしい。
軽い雨なら車の汚れが落ちていいかなという気持ちにもなるが、「災害級」とつくような激しいのは勘弁してほしい。
何事もなく平穏に暮らしたいな。
2026年のハムヘアは8/29-30に東京有明のGYM-EXで行われる(た)。今年も例年通り、同じ会社のジャンクマニアさんと参加してきた。というわけで、日記を残して置こうと思う。

朝、家事をやっていたせいで現地入りの時間が遅れ、私がついたのは11時ごろであった。ジャンクマニアさんは開場から居て、朝駆けで戦利品を回収したとのことだった。
私の戦利品は以下の通り。 - ACライン用のノイズフィルタ(発発の後に入れるため)


金がないのであまり金を使わなかったが個人的には大満足である。
昼食は例年通り、近くのショッピングモールにある海鮮系のお店に行った。

そのほか、YAAのOB(後輩)とも話ができた。
帰りがけには、ジャンクマニアさんとサイゼリヤで夕食を食べて帰ってきた(これも例年通り)。2日目は用事があって参加できないのだが、大満足のハムヘアであった。
最近はチョット無線をする気になってきた。
そんなわけで、SWRメータを作ってみようと思う(唐突)。 アマチュア無線用のSWRメータでよく使われるのはCM型カップラである。回路図は名著"トロイダル・コア活用百科"に掲載されている通りで、図1のような回路である。

トロイダル・コア活用百科にも説明書きはあるが、おさらいのためにCM型カップラの動作原理について計算してみたので、メモ書きを残しておく。
CM型カップラそのものの回路方程式を考える前に、入射波と反射波の一般論について思い出してみる。
具体的には、電圧・電流の入射波・反射波と、それらを足し合わせたある点における電圧・電流の関係について考えてみる。
細かい導出は省略するが、図2のように電圧・電流の向きを定義し、電圧入射波を, 電圧反射波を
, 電流入射波を
, 電流反射波を
とすると、ある点での電圧・電流は以下で表される。

また、進行波の電圧と電流の比(特性インピーダンス)は基準インピーダンスであると仮定すると、
となる。(2)式を(1)式に代入すると
となる。最後に(3)式をと
について解くと、
となる。
入射波・反射波を測定する際には、上記のや
に比例した電圧が出力されるような回路があるとうれしいのだが、CM型カップラはそれに該当する。
図3にCM型カップラの回路図を示す。

簡単のためにを流れる電流やトランスの励磁電流などは無視して、回路方程式を立ててみる。
まず、
は伝送線路上の電圧
に比例した電圧を得るための分圧回路であり、
が成り立つ。図3中のカレントトランスは伝送線路上の電流に比例した電流を得るためのものである。伝送線路側(1次側)の巻き数を
、2次側の巻き数を
とすると、2次側に流れる電流は以下で表される。
よって、
と
が得られる。
この時、入射波に比例した電圧は、
となる。(9)式と(4)式を比較してみると、の定数をうまく選べば、入射波
に比例した電圧を取り出すことができることがわかる。
また、反射波に比例した電圧は、
となり、同様に回路定数をうまく選べば、反射波に比例した電圧を取り出すことができる。
なお、上記の計算では省略したが、実際には以下のようにを流れる電流やトランスの励磁電流が特性に影響する。
例としてトロイダルコア活用百科に掲載されている回路の定数について考えてみる。
p.407の図10.14では、 = 51 Ω、
= 10 pF、
= 116 pF、
= 10であるが、簡単のために
と
については数字を丸めて
= 50、
= 90 pFとしてみる。
このように、それぞれの端子間電圧は、基準インピーダンス = 50 Ωとしたときの入射波と反射波の1/5の電圧となる。この回路は1 Wの電力を与えたときにダイオードで検波するといい感じのレベルが得られるように決められているとのことである。たとえば、50 Ω負荷に電力1 Wの正弦波信号を与えたときのピーク電圧、電流は
= 10 V,
= 0.2 Aであるので、このとき入射波に比例する電圧
は(11)式より、2 Vとなる。
上記の例について、LTspiceを用いて簡単なシミュレーションをしてみた。図4にシミュレーションした回路を示す。定数についてはほぼトロイダル・コア活用百科の例のままだが、コンデンサを用いた分圧回路のキャパシタンスを若干変更している。また、カレントトランスについては、アミドン社のトロイダルコア FT-37 #43を使うことを仮定している。

まず初めに50 Ω負荷を接続したときの回路の動作を見た。シミュレーション条件としては、50 Ω負荷で電力1 Wが消費されるように、50 Ω負荷に周波数7 MHz、振幅10 Vの正弦波を印加した。この時のカップラ出力電圧、
の波形を図5に示す。

緑色が入射波に対応する、赤色が反射波に対応する
である。
は振幅が2 Vあり、ほぼ計算どおりである。
は本来は0 Vになるはずであるが、90 mV程度の振幅があり、おそらく簡単化のために定式化を端折ったところの影響が出ているものと思われる。実は図4において分圧回路のキャパシタンスを調整したのは、なるべく
を0 Vに近づけるためであったが、これぐらいが限界であった(トロイダル・コア活用百科の回路でもここがトリマコンデンサになっていて調整できるようになっている)。
次に、短絡(0 Ω負荷を接続)したときの回路の挙動を見てみる。図6に結果を示す。こちらも、緑色が入射波に対応する、赤色が反射波に対応する
である。

と
の両方が2 Vの振幅をもっており、なおかつ逆相の関係にある。これは、短絡時には入射波と反射波が相殺しあって負荷における電圧は0 Vとなるためである。
同様にして、解放時(∞ Ω負荷を接続)したときの回路の挙動を見てみる。図7に結果を示す。こちらも、緑色が入射波に対応する、赤色が反射波に対応する
である。

と
の両方が2 Vの振幅をもっているが、同相の関係にある。解放時には整合時の2倍の振幅の電圧が表れるが、これは入射波と反射波が同一振幅でなおかつ同相であるためである。
これまでの例は、極端な例であったので、アマチュア無線用のアンテナと接続した際に出てきそうなそれっぽい数値も試してみることにする。今回は75 Ω負荷を接続したときについて考えてみる。75 Ω負荷を接続したときの電圧反射係数は、以下で表される。
よって、反射波は入射波の0.2倍の振幅となるはずである。また、SWR(VSWR)は、
となる。75 Ω負荷接続時というのはSWR=1.5に対応する。アンテナの調整を行う際には、SWR < 1.5を基準にする人も多いのではないだろうか。
さて、図8に75 Ω負荷を接続時の結果を示す。こちらも、緑色が入射波に対応する、赤色が反射波に対応する
である。

の振幅は2 Vであるのに対して、
の振幅は0.4 Vである。これらの結果から電圧反射係数は0.4/2=0.2となり、事前に計算した(12)式に一致する。どうやらうまく測れていそうである。
とりあえずCM型カップラの仕組みと定数の計算方法についておさらいしてみた。時間があるときに実際に作ってみたいが、やらないような気もする。
FDコンテストに出るにあたって、リグとPCをつなぐCWインターフェイスを作った。Arduino系のプラットフォーム上で動くK3NG Keyerというオープンソースのキーヤーを使った。提灯記事ではないが、結構よかったので記録に残しておこうと思う。
きっかけとしては、FDコンテストに電信部門で出ようと思ったことである。リグとPCをつなぐCWインターフェイスを持っていなかった。私の持っているリグ(TS-590)はUSBインターフェイスは内蔵しているものの、CWのキーイングはできない(もしかしたらできるのかもしれないが)らしく、外付けでインターフェイス回路が必要になったからである。ログソフトにはzlogを使うつもりだったので、これに対応したインターフェイスだとなおよい。
まずは市販品を探してみた。この手のインターフェイスで有名なものと言えば、やはりUSBIF4CWであるが、値段を見てそっとブラウザのタブを閉じた...... nksg.net
他にはWinKeyerというのもある。そういえばYAAで使ってたような。こちらも安くはない。 www.hamcrafters2.com
あんまりお金もかけたくなかったので、今回は自作することにした。一番簡単な方法はCOMポートのRTS、DTRを使う方法である。令和版zlogの公式ページにも、説明がある。 use.zlog.org
手持ちのFDTI社のFT232を使ったモジュール(https://akizukidenshi.com/catalog/g/g101977/)で試したところ、まれに1文字目の符号がおかしくなる(符号が飛ぶ)ことがあり、信頼性がイマイチだった。ちょっとわからないが、COMポートの遅延などでうまく送出が出来ていないのかな?と思った。また、今は解決しているのかもしれないがこういった現象もあるらしい(https://github.com/jr8ppg/zLog/issues/110)。私のPCのzlogは令和版ではあるが数年前にインストールしてから更新していないので、そういった現象もあったのかもしれない。が、私がCWインターフェイスを準備していた時期は時間が無くてずいぶん急いでいたのであまり深くは考えず、次に進むことにした。
ネットでいろいろ調べてみると、Arduino上で動作するオープンソースのキーヤーで、K3NG Keyerなるものがあると知った。また、このキーヤーは設定により、Winkeyer互換となる。zlogを使ってキーイングするにはうってつけだったため、家にある部品をかき集めて組み立ててみることにした。 github.com
回路図を書くのがめんどくさいので、構成を以下に箇条書きする。そもそも、ピンアサインもK3NG keyerのヘッダファイル上の定数を書き換えれば簡単に変えられるので、回路図を書くまでもないw
先ほども書いた通り、ピンアサインはヘッダファイル上で設定できる。以下のページを参照した。 github.com
また、Winkeyer互換としてzlogと接続するためには以下の変更も必要とのこと。zlogの公式ページにまとめてある通りに設定するとちゃんと動いた。なお、細かい行数はK3NG keyerのバージョンによって変わるようだが、「case 0x11:」ぐらいで検索をかけると普通に出てくるので、簡単にわかる。 use.zlog.org
家にあったユニバーサル基板を使って、写真のような感じで組み立てた。部品も転がっているものや、使っていない回路についていたものを取り外して使った。新しく部品を買いに行っている時間がなかったからである。途中、配線を間違えたせいでジャンパが変な曲がり方をしているのはご愛嬌w

上記のキーヤーを早速FDコンテストで実戦投入してみた。CWで250交信ほどしたが、動作が不安定になることはなく、しっかりとキーイングしてくれた。自分が手で符号を送出するよりも、符号と符号の間に若干間が空くような気もするが、これは単純に自分の符号が詰まりすぎなだけなのかもしれない。安価で簡単に作れて安定して動作してくれたので、個人的にはとても満足している。
KeyとPTTを出力できるので、自作のCW送信機の制御に使うのにもよさそうである。たとえば、Keyはキーイング、PTTはTX/RXとアンテナの接続を切りかえるためのリレーの制御に使えそうである。自分で制御プログラムを書くのが面倒なときにはちょうどよさそうである。
毎日暑くて外に出る気になりません。
この前の日曜日に河川敷に行ったら、この暑さの中で小学生~中学生はスポーツしたり吹奏楽の練習をしていて「元気だなあ」と思いましたよ。子どもたちもすごいけど、引率している大人や保護者も大変ですね。
子どもたちや親御さんのバイタリティはすごいなとすっかり感心していたら、どこからかサイレンの音が……河川敷に救急車がやってきました。 近くを通りかかったゴミ拾いをしている方(暑い中ありがとうございます)に聞いたら、子どもが熱中症で運ばれて行ったらしいとのこと。
やっぱり、この暑さじゃ熱中症にもなるよね。今時は「同じクラスの○○君が熱中症になって救急車で運ばれていった」みたいな話もザラにあるのかもと想像したり。外は暑すぎるので、もはや家に引き込む以外に気を付けようがない気がするけど、熱中症にならないように気を付けたいですね。
暑くて若干体調が悪かったので、結局FDは最後まで参加せずに早めに切り上げてきました。家に帰っても体調が悪くてぐったりでした。この時期の移動運用は涼しい高原みたいなところでやらないとダメですね。