JP7VTFの落書き帳

回路の実験、移動運用の記録などをわかりにくく書きます。

鎌倉山(仙台市青葉区作並)に登ってきました

鎌倉山は作並街道(国道48号)沿いにある標高520 mの山です(写真1)。山の麓には作並駅ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所があります。2019年9月15日に移動運用&日々の運動不足解消を兼ねて鎌倉山登山に行ってきました。意外とあっさり登れてしまい、体力と気力が意外と残っていたので、その足で宮城峡蒸溜所の見学にも行ってきました。

f:id:JP7VTF:20190916124319j:plain
写真1:国道48号から見た鎌倉山

山頂までの行程

私は仙台住まいですので、仙台からの行程となります。国道48号を山形方面に進むと正面に鎌倉山が見えてきます。「鎌倉山(ゴリラ山)」という看板も立っているので容易に分かると思います。そのまま進むと山は右側にそれていき、山の横を少し通り過ぎると道の左にもしもしピットがあるのでここに車を止めると良いようです(写真2)。

f:id:JP7VTF:20190916124509j:plain
写真2:もしもしピット

車から降りたら、国道48号を渡った後に仙台方面に向かって歩きます。数百メートル歩くと、一軒家がぽつんとあります。この一軒家に向かって進むと、一軒家の敷地に入る直前に左側に入る道があります。私が行った時は草が生い茂っており、わかりにくかったです。さて、この草ボーボーのあぜ道を進んでいくと仙山線の線路と交差しますので、ここを注意して渡ります(写真3)。

f:id:JP7VTF:20190916124557j:plain
写真3:踏切

線路を渡り、道なり(左側)に進んでいきます。こんな感じの道です(写真4)。草生えすぎて大草原不可避。

f:id:JP7VTF:20190916124756j:plain
写真4:線路を超えた後の道

国道48号を眺めるとこんな感じです(写真5)。

f:id:JP7VTF:20190916124857j:plain
写真5:国道48号を眺めて

トボトボ歩いていくとだんだん林の中に入っていきます(写真6)。

f:id:JP7VTF:20190916124950j:plain
写真6:林の中へ

道は結構ぬかるんでいるので注意して進みました。途中の水たまりにはあめんぼやオタマジャクシがたくさん(写真7)。

f:id:JP7VTF:20190916125033j:plain
写真7:道の途中の水たまり

1 kmは行きませんが、そこそこ歩くとやっと登山道の入口です(写真8)。

f:id:JP7VTF:20190916125131j:plain
写真8:登山道入口

道の左下に沢が見えます(写真9)。

f:id:JP7VTF:20190916125205j:plain
写真9:道の下には沢が見える

倒木があります(写真10)。

f:id:JP7VTF:20190916125246j:plain
写真10:倒木

道なりに進むと、「伝説天沼」が前方左側に見えてきます(写真11,12)。沼の真横を通る道と、右手側の斜面に登っていく道の2つがあるようですが、斜面に登る道の方が道筋がきれいだったのでこちらを登ることにしました。

f:id:JP7VTF:20190916125323j:plain
写真11:伝説天沼の表式

f:id:JP7VTF:20190916125416j:plain
写真12:伝説天沼

リボンや木にペンキで書かれた矢印があるので、それらをたどりながら進んでいきます。途中、わかりにくいところがあるので注意しながら進みました。わかりにくそうなところは写真を撮っておいたのですが、後で見返してみると、その写真もわかりにくい(笑)。間際らしいので掲載はしません。

窪地のようなところを進んでいきます(写真13)。ここにも倒木(写真14)。

f:id:JP7VTF:20190916125522j:plain
写真13:窪地。雨天時には雨水はここを流れるのだろうか

f:id:JP7VTF:20190916125656j:plain
写真14:度々倒木

グイグイ進んでいきます。ある程度まで登ってくると、ゴツゴツと岩が出てきだします。山頂に至る最後のアプローチでは、岩肌の斜面をロープ伝いに登ります。そんなに大変ではありませんが、山頂目指してひたすら登っていたので、写真を撮るのを忘れてました(笑)。そんなこんなで山頂に到着です(写真15)。山頂からの景色はこんな感じ(写真16)。下側にニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所が見えます。

f:id:JP7VTF:20190916125756j:plain
写真15:山頂。標識も山の形をしている

f:id:JP7VTF:20190916125855j:plain
写真16:山頂からの眺め。赤レンガの建物はニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所

実は山頂の先にも少し道が続いていて、そこを下っていくと岩の突き出した場所に出ます。ここで滑ったら下まで真っ逆さまなので慎重に下ります。景色はこちらの方がよいですね(写真17)。

f:id:JP7VTF:20190916133035j:plain
写真17:岩の手前からのパノラマ

さて、今回の登山の目的はアマチュア無線の移動運用でした。ただ、景色に見とれていて無線のことはすっかり忘れていました。まあ、次回の楽しみということにしておきます。

実は、山頂付近で他の登山グループの方々とご一緒させていただきました。登山学校で同期だった方々が定期的に集まって登山をされているそうです。おにぎりやナス漬、お菓子などいろいろとごちそうになってしまいました。とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。いろいろとお話を伺いましたが、グループで登山というのも楽しいだろうなあ、と思った次第です。

下山については、道のぬかるみや滑りやすさから少し注意が必要でしたが、特にインシデントもありませんでした。登りも下りも1時間かからず、気軽に登れる山でした。

ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所

意外とあっさり登れてしまい気力と体力が残っていたので麓のニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所も見学してきました。実は私は小学生の時にも見学に来たことがあるので、だいたい15年ぶりといったところでしょうか。構内からは先ほど登ってきた鎌倉山が見えます(写真18)。

f:id:JP7VTF:20190916130850j:plain
写真18:ニッカウヰスキー仙台工場から見た鎌倉山

ガイドさんから説明を受けつつ構内を見学しました。初めは大麦麦芽の乾燥に用いていたキルン塔(写真19)。

f:id:JP7VTF:20190916130942j:plain
写真19:キルン塔

他にもいろいろ説明を受けたけど写真撮り忘れてたのでいろいろと飛ばしてポットスチル(写真20)。しめ縄がいい感じです。

f:id:JP7VTF:20190916131020j:plain
写真20:ポットスチル。しめ縄に注目

熟成に使う樽(写真21)。

f:id:JP7VTF:20190916131108j:plain
写真21:樽

さて、この後には試飲会があり、種類の異なるウィスキーを1杯ずつ試飲できます。ただ、私は原チャリできているの残念ながらジュースとお茶しか飲めません。バヤリースオレンジと十六茶を飲んできました。まあ、よく知ってる味です。試飲できないのは悔しいところですので、自分へのお土産として、シングルモルト 宮城峡とスーパーニッカのミニチュアボトルを買ってきました(写真22)。かわいい。まあ、デカいのを買っても全部飲めるか不安なので。シングルモルト 宮城峡はスーパーニッカに比べて香りがフルーティーですね。

f:id:JP7VTF:20190916131322j:plain
写真22:ミニチュアボトル

まとめ